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太陽光発電のメンテナンスについてご案内します。
太陽光発電は、一度システムを設置すると故障をしない限りは発電を続けます。
しかし、長期間安全に稼働し続ける為には、適切なメンテナンスが必要になります。
野立て太陽光では、住宅用太陽光に比べて外的要因が多い為、特に注意してメンテナンスをして頂く必要があります。
メンテナンスを怠ると発電量の低下や機器の故障に繋がります。住宅用太陽光であれば、日常的に目視点検も可能かと思われますが、特に野立て太陽光は、発電所の状況を直ぐに確認できない事が殆どかと思われます。お客様自身で定期的に遠隔監視装置をチェックして発電量を確認することにより、異変に気付きやすくなります。
弊社が行っているメンテナンス事例もご紹介させて頂きますので、メンテナンスのご参考にしてください。
「パネル」「パワコン」のメンテナンスを怠ると、特に発電量に影響が出ます。
それぞれ注意して頂きたいポイントをまとめました。
パネルのメンテナンス
パネルのメンテナンスで注意して頂きたいポイントは、
「パネルの汚れ」「雑草によるパネルへの影の遮り」「パネルの破損」
こちらを疎かにすると発電量に影響が出る可能性があるため、対策が必要です。
・パネルの汚れ
主に、鳥の糞や土埃で起こります。
汚れは雨で自然と落ちることが殆どですので、あまり意識をされていない方もいらっしゃるかもしれませんが、汚れがひどい場合は、発電量に影響が出てしまいます。
会社の屋根などに設置をされていて、目視点検も出来ない場合、一度現況確認も兼ねてメンテナンスを依頼すると良いでしょう。
パネルは洗浄することで、汚れを落とすことが出来るので、定期的に洗浄をすると良いでしょう。
・雑草によるパネルへの影の遮り
野立て太陽光のメンテナンスに草刈りは欠かせません。
草刈りを行わないと雑草がパネルを覆ってしまい、影が出来て発電量が落ちてしまいます。
設置場所によっては年に何度も草刈りを行わなければなりません。草刈りは配線ケーブルを誤って切断してしまう恐れもあるため、十分注意をして行ってください。
定期的な草刈りが難しい場合、防草シートの設置を検討されると良いでしょう。防草シートを設置することで、定期的な草刈りを省くことが出来ます。
・パネルの破損
偶発的に石などがパネルに当たり割れてしまうことがあります。
割れたパネルは感電や火災を引き起こす可能性がありますので、早急に交換する必要があります。カラスや野鳥も光物を敵とみなして石を落とす事もあります。
・雪の除雪
積雪地域では、雪の除雪も必要になります。
パネルに雪が積もった状態ですと、発電量が落ちてしまいます。
積雪地域では、予め架台の角度で自然と雪が落ちる設計をしていますが、大雪の際などは雪が積もってしまう場合があります。
大雪が続き、発電量が悪い状態が長期間続くようでしたら、パネルに雪が積もったままの可能性があるため、一度現地の確認をしたほうが良いでしょう。
パネルは故障しづらい機器ではありますが、発電量の低下を気にされる方は、遠隔監視装置で発電量をこまめに確認すると良いでしょう。
パワコンのメンテナンス
パワコンのメンテナンスは、電気機器を触る危険な作業となるため、メンテナンスは専門会社に依頼をすることになります。パワコンは、故障しやすい機器のため注意が必要です。
野立て太陽光で遠隔監視装置を設置していたら、パワコンに不具合が起こった場合通知が飛ぶためその都度メンテナンスを行うことになります。
塩害地域では、塩害仕様のパワコンを設置していると思いますが、架台や固定具は注意が必要です。架台や固定具は金属を部材にしていることが多く、塩害による腐食や劣化の影響を受けやすい部分になります。
パワコンのメンテナンスの際に、併せて確認すると良いでしょう。
ここからは、弊社が行っているメンテナンスをご紹介いたします。
住宅用太陽光に効果的なメンテナンスとして、鳥獣対策があります。
ワイヤーメッシュ柵を屋根と発電機の隙間に張ることで、鳥の侵入を防ぐことが出来ます。
鳥の侵入を防ぐことで、鳥が巣を作らないようになり、糞や機器の故障を防ぐことが出来ます。
野立て太陽光に効果的なメンテナンスとして、防草シートの設置があります。
防草シートを設置することで、雑草によるパネルの遮りが防げます。
頻繁に草刈りが出来ない地域に太陽光を設置している方には特に効果的です。
弊社では、この他に草刈りや雪下ろし等も行わせて頂いています。
大事な資産の太陽光を長持ちさせる事にも繋がる作業ですので、是非ご検討ください。
弊社の太陽光発電施工事例も掲載いたします。是非、ご覧ください。
太陽光や蓄電池などご不明点等ございましたらお気軽にお問い合わせください。
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