弊社では、以前よりSDGsに積極的に取り組んで参りましたが、
この度、愛知県SDGs登録証を取得致しました。
登録証を取得した理由は、愛知県でSDGsの活動をより広める必要があると感じたためです。
SDGsという言葉自体は、よく耳にする機会も増えてきましたが、実際に行動を移している人はまだまだ一握りです。
愛知県でSDGsを推進することは、地球に良い事はもちろん、
愛知県で生活をされる一人ひとりにも大きな意味があるという事を伝えていきたいと思います。
吉村設備工業が愛知県で取り組むSDGs活動
①太陽光発電、蓄電池を導入してCO2削減
弊社は、SDGsの活動の一環として愛知県に太陽光発電・蓄電池の導入を推奨しております。
SDGsを行う上で、気候変動対策CO2削減を欠かすことはできません。
愛知県は、気候などの条件から太陽光発電を行うのに非常に適した地域であり、
全国的にみても愛知県の太陽光発電の数は非常に多く、CO2削減に積極的な県とも言えます。
しかし、愛知県の太陽光発電の普及率は決して高いとは言えません。
この普及率を少しでも上げていき、CO2削減ができる地球にやさしい住宅を増やしていきたいです。
②太陽光発電、蓄電池を導入して災害に強い住宅を増やす
太陽光発電の普及率を上げる事は、災害に強い住宅を増やすことにも繋がります。
愛知県に災害に強い住宅を増やさなければいけない理由として、
南海トラフ地震が、40年以内に90%の確率で地震が発生すると予測されており、
愛知県は危険と隣り合わせの地域であるということです。
大地震が起こった際には、大規模停電が起こる可能性が非常に高いため、
他県より災害時の備え、停電対策をしっかり準備(対策)しておく必要があります。
特に、昨今のコロナウイルスの流行で、災害時に避難所へ行くことを躊躇う(ためらう)人も増えてきているといます。
避難所に行くのではなく、可能であれば在宅避難で自宅に居たいとお考えの方は、
太陽光発電・蓄電池を導入することが、必須だと考えております。
太陽光発電を導入して、地球にやさしい住宅にするというのは、あまり実感がわきづらいかもしれませんが、
災害に強い住宅を作ることは、電気が確保でき安心安全な場所にすることに繋がる極めて
重要な行動である事を広く伝えていきたいです。
③日本のエネルギー自給率を上げる
愛知県だけではなく日本全体のお話しになってしまいますが、
日本のエネルギー自給率は全世界でとても低く、2019年度の日本の自給率は12.1%となっています。
主要国の一次エネルギー自給率比較(2019年)
出典:IEA「World Energy Balances 2020」の2019年推計値、日本のみ資源エネルギー庁「総合エネルギー統計」の2019年度確報値
日本の一次エネルギー供給構成の推移
出典:資源エネルギー庁「総合エネルギー統計」の2019年度確報値
グラフからも見て分かる通り、日本のエネルギー供給構成は何時の時代も化石燃料依存度が80%以上を超えており、
日本のエネルギーは海外からの輸入によって支えられていると言えます。
海外からの輸入が多いということは、日本のエネルギー市場は他国に比べて国際情勢に影響を受けやすい問題点を持っています。
現在もコロナ禍やウクライナ、ロシア間の問題により数か月の間で国際情勢も大きく変わってしまいました。
エネルギーを他国からの輸入に頼っているため、日本にも影響が出はじめています。
電気代やガソリン価格、食品等が高くなってきています。
日本の化石燃料依存度を下げることは簡単な事ではありませんが、
太陽光などの再エネが増える事で、微力ながら化石燃料依存度を下げることになり、
上がり続ける電気代の負担の抑制にも繋がるということを伝えていきたいです。
④耐用年数の過ぎた設備のリフォームでCO2削減
CO2の削減の方法は、太陽光発電の導入だけではありません。
SDGsのために、物を大切に長く使う事も大事な要素ですが、
電化製品に関してはひと昔前の製品と比べて、節電、節水効果に大きな違いがあります。
設備の見直しをすることで、CO2削減はもちろんの事、光熱費の削減にも繋がります。
壊れるまで使う事が環境に良いと間違った認識をされている方も多くいるため、
正しい情報をお伝えして、耐用年数の過ぎたトイレやエアコンなどの設備の見直しリフォ-ムを推進しております。
特にエアコンなどは10年前の物と比べると1時間当たり4~6円程安くなり、台数や稼働時間が増えれば増えるほど経済効果は大きくなります。
最後に
SDGsの推進のため、これまで以上に弊社の技術を遺憾なく発揮をして活動して参りたいと思います。
SDGsの活動は、1企業だけでは広がりも小規模になりがちになってしまいます。
愛知県SDGs登録制度には多くの企業様が登録をされているため、
同じ志を持つ登録企業様と協力をすることで、より多くの方に弊社の事を知って頂き活動の幅も広げていきたいと思います。
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