蓄電池とエコキュートの関係についてご案内します。
エコキュートを使用しているご自宅に、新たに蓄電池の導入を考えていると言ったご相談のお電話が最近多くあります。
そこで蓄電池とエコキュートとの相性をご説明します。
エコキュートとは
エコキュートとは、電気を使って空気の熱でお湯を沸かす給湯器になります。
ガスを使用するのではなく電気を使うといったことが大きな特徴です。電気を使う事で、光熱費を抑えることが出来ます。
なぜ電気を使うと光熱費を抑えられるかと言うと、エコキュートは深夜に電気を使いお湯を沸かし、深夜に貯めたお湯を次の日に使う構造になっています。
電力会社との電力契約は深夜に電気を安くするプランを採用しているため、深夜にお湯を沸かすことで電気代が抑えられるという仕組みです。
太陽光発電を設置された方の多くは、太陽光発電と相性が良いためIHクッキングヒーターとエコキュートのオール電化にしています。そのため太陽光発電+オール電化若しくはエコキュートの方が多いのが現状です。
深夜電力契約は、中部電力ですとスマートライフプランやEライフプランなどが該当します。
エコキュートのデメリットとは
①電気の使い方によっては電気代が高くなる可能性があります。
エコキュートを使うため深夜に電気が安いプランを契約している場合、逆に日中に使う電気代は高くなります。
日中に電気を多く使う家庭の場合、電気代が高くなる恐れがあるため、電気の使い方を見直す必要があります。
②停電時にはエコキュートを使うことが出来ません。
エコキュートは電気を使用しているため、停電時にお湯が沸かせないといったことが起こります。
お湯は沸かせませんが、貯湯タンクに入った水を取り出して使う事は出来ます。
蓄電池を導入すると、エコキュートのデメリットを解消することに繋がります。
①昼間の高い電気代の使用を抑えることが出来ます。
日中は前日に蓄電池に貯めた電気を優先的に使うため、高い電気代の使用を抑えることが出来ます。
②停電時の対策が出来ます。
停電時エコキュートなど電化製品は使うことが出来ません。
しかし、蓄電池があれば、貯めた分の電気で使用することが出来ます。
蓄電池導入全般のメリットについては、こちらの記事をご参照ください。
このように蓄電池とエコキュートはとても相性がよく、互いの性能をより発揮できるため、弊社では同時導入をおすすめしております。
しかし、蓄電池やエコキュートどちらも大型の機器となるため設置スペースを広く取る必要があります。
また、蓄電池やエコキュートは、使用時に微量な運転音が発生するため設置場所には注意が必要です。
導入を希望されているお客様は、一度ご相談ください。
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