弊社は、お客様の御用聞きとして、日頃からお客様の住宅の問題と向き合って参りました。
その中でも今年から「住宅改修」を本格的に取り組むことに致しましたので、
住宅改修に力を入れるきっかけとなった弊社の思いを知って頂きたいと思います。
「住宅改修事業」に対する思い
代表の吉村です。
今年より本格的に要介助・要介護の方々や高齢者の方々に向けた、ご自宅の住宅改修工事を新たな取り組みとして始めます。
この取り組みは長年、私がやりたかった事業でもあります。
それは、私の父親を約2年に亘り少しだけ介助、介護した経験があるからです。
私が中学生の時、父親と母親が離婚をして私は母親と家を出た経緯があり、
父親との仲は親子とは到底呼べないほど仲が悪く、軋轢(あつれき)しかありませんでした。
元々、骨折の悪化で足の悪かった父親が脳梗塞で倒れ、半身不随になった事がきっかけでした。
ベッドの上で生死を分ける状態の父親を見て、なぜか今までの感情が変わりました。
その約10年後には歩行が困難になり、更に2年後には1人暮らしだったマンションのトイレの前でヒートショックによる心不全で他界してしまいました。
亡くなるまでの2年間に自分ができる範囲ではありましたが、「介護」「介助」をした経験がこの事業をやりたかった出発点になっています。
私自身が福祉用具専門相談員の勉強をして資格も取得しました。
主に、在宅介護や介助が必要な方向けのバリアフリーを含む住宅改修をする事がメインとなりますが、福祉用具のレンタルも可能となります。
これまでの快適な暮らしの為のリフォームと併せて、要介護者や介護や介助をするご家族の負担を減らし、1日でも長生きをして頂き、介護する家族皆が元気で笑顔になってもらえる、そんな事業に育てて行きたいと思っております。
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