2021年11月号
L I F E
住まいの快適情報
当社からの一言
11月に入り、ぐっと気温が下がる日も増えてきました。寒暖差によって体調は崩されていませんか?
寒さを抑える断熱対策は、「外気の影響を受けやすい窓を改善する」「天井裏や床下に断熱材を入れる」「断熱塗料を使用した外壁塗装」など数々あります。
しかし、部屋の断熱対策が施されている場合でも、寒い冬には、特に注意して頂きたい事があります。
それは、お風呂やトイレなど寒い部屋で引き起こりやすいヒートショックです。
ヒートショックは、暖かい部屋から寒い部屋に行った際の急激な温度差の変化によって、心臓や血管の疾患が起こることを言います。
ヒートショックを防ぐ簡単な予防方法として、「ヒーターを脱衣所やトイレに置く」「浴槽の蓋を開けて浴室の温度を上げる」などがあります。
例えば、脱衣所の床面に、足元に冷気を感じにくい素材を使う、浴室のタイルを張り替えるなど、
外からの冷気の侵入を防ぐリフォームをする方法もあり、ヒートショックを予防する方法も多々あります。
家全体に行えば各部屋の温度差は少なくなりますが、脱衣所やトイレにするだけでもかなりの効果は得られると思います。
これからの季節、お風呂やトイレなど部屋間の温度差は、急激な温度変化で血圧や脈拍が上がることで体に大きな負担がかかることを認識しておきましょう。
また、ヒートショックのリスクを軽減するためには、断熱対策はとても大切なことです。
その他、お住まいのお悩みがありましたらお気軽にご相談ください。
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