倉庫の外壁ペンキ塗り替え工事に伴うパネル脱着工事
某運送会社の倉庫の外壁ペンキ塗り替え工事に伴うパネル脱着工事を行いました。
屋根に敷き詰められているパネル、金具、配線を一旦全て取り外してペンキ塗り替え後再度設置を行いました。
360枚と枚数が多いため大がかりな工事となりました。
住宅の屋根の葺き替えに伴うパネルの脱着は経験が豊富ですが、
数百枚取替という大掛かりな工事は頻繁には無いため工程をイメージしながら緻密な準備をして工事をしました。
ペンキ塗り替えの工程に合わせて遅れが無いように
レッカー車を使って一度全てのパネルや機器を降ろす作業を含めて段取り良く進めることが出来ました。
注意点として、パネルの破損はもちろんの事、再設置後に発電効率が落ちないように
再設置時に元のストリング(システム構成)と同じになるよう
ストリング図は残っていませんでしたが、復元配線を行いました。
再設置後に設置前と同等の発電量が出ていることを確認して工事を完了させました。
一般的な住宅の場合は、屋根材の寿命は20-30年と言われているため
工事後に脱着工事が発生しないように、
太陽光設置前に屋根の葺き替えや塗装を行った方が良いでしょう。
屋根の割れなど破損や問題が無いか太陽光設置に必要な事項は現地調査の際に確認しますが、
塗装なども長い目で見た場合はしっかりと考えた方が良いと思います。
塗装はパネルが載っていても可能ですが、パネル下などの塗装は出来ないため、
見た目や雨漏りが心配な場合は一度脱着したうえで塗装をした方が良いでしょう。
また脱着に伴いパネルの保証が切れてしまう可能性もあるため、考慮して行う必要がございます。
当社ではこれからも様々な工事に対応できるよう技術や知識を向上・蓄積して行いたいと考えています。
撤去工事




復旧工事





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